レーズン酵母はてごわかった

簡単にできると思ったのにー

私が自家製酵母パンに出会ったのは4年前になります。

 

友人からレーズン酵母のパンを頂いたのが天然酵母パンを食べたのが始まりです。

 

天然酵母パンなんて時間がかかるだけで、できたパンも硬いというイメージでした。

実際に頂いたパンは噛み応えのあるパンでした。

 

「うーん。やっぱり硬いなー。」

「もぐもぐ、かみかみ」

「ん?ん?だんだんおいしく感じるような?。」

「ん?これ、おいしい!」

 

天然酵母のパンってこんなにおいしいんだ!

 

と感激し、さっそく次の日、友人にレーズン酵母の起こし方を聞いてやってみました。

 

友人「ビンにレーズンを入れてシャカシャカ振ればいいんだよー」

私「なーんだ 簡単じゃん」

 

ビンとレーズンを買ってさっそくレーズン酵母を起こしてみました。

1日目 変化なし

2日目 変化なし

3日目 変化なし

4日目 変化なし

と、永遠に変化なし。

 

あれ?これ失敗なのかなー?

酵母 てごわいな!

 

 

私「全然できないよ」

友人「ビンの煮沸消毒した?」

私「やってない」

 

もっかい最初からやり直し。

1日目 変化なし

2日目 変化なし

3日目 変化なし

4日目 変化なし

永遠に変化なし。

 

なんで?何がいけないのー?

 

私「全然できないよ」

友人「レーズンはオイルコーティングしていないのを使ってる?」

私「え~?レーズンってなんでもいいんじゃないの?」

 

もっかい最初からやり直し。

1日目 変化なし

2日目 変化なし

3日目 おっ。レーズンが浮いてきた。

4日目 レーズンから小さい泡がたくさんでてきた。やったー。

    完成だー。

 

これでパンが作れる。

 

え?まだパンできないの?

 

え?え?元種をつくるの???

 

え~。もうやだ!やーめた!

 

 

だってビンで何日もお世話した後、また元種作って…

そのできた元種はいっぱいできちゃって、毎日のようにパンを焼かなくちゃいけないなんて…

元種消費に追われる生活なんてできないよー。

 

と、最初のレーズン酵母は途中で挫折に終わりました。